<!--アクセス解析タグ ここまで-->
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【--/--/-- --:--】 | スポンサー広告 |
この先どうなるのやら
また引用ですいませんですが、どうしてもビョークと敷衍させてしまう内容だったので。

 ポップ・ミュージック史上最大の才能はスティービー・ワンダーだと思う。メロディー・メイカーとしての資質は無論のこと、常に新しい方法に挑み、それを見事に商業音楽として完成させるアレンジャーとしての才能、そして全ての楽器を自分のスタイルで演奏してしまう能力はほとんど神がかっている。ヴォーカリストとしても、その歌唱力ひとつだけをピック・アップしても天才としてポップ史上に残るだけのものを持っているだろう。これだけのミュージシャンはやはりスティービー・ワンダー以外に考えられない。「ファースト・フィナーレ」、「インナー・ビジョンズ」、「キー・オブ・ライフ」、という人間技とは思えない三部作が発表された時は、この人に不可能はないのではと思ったりした。(中略)
 しかしその天才も三部作に続く冒険作「シークレット・ライフ」を発表してから、ちょっと様子が変わってきた。アルバム発表のインターバルが延び、作品が発表されてもサントラといった企画性の強いものだったりするようになって来たのだ。アルバムの内容もそれなりのクオリティーを保っているものの、一時のアルバム毎にポップ史を書き変えていくような勢いは失われていった。
 スティービー・ワンダーにもスランプはある。これは僕のように彼の才能に信仰に近い確信を持っていた人間にはショッキングな発見であった。(中略)
 そのショックが決定的な不安に変わったのが去年、1990年12月に行われた来日コンサートだった。曲の出を間違ったり、歌詞を間違って、それをごまかしきれずに笑ってしまう彼を僕は初めて見た。そして一番ショックだったのが、そこで歌われた新曲である。明らかに彼のこれまでの曲の持っていた輝きが失われたように思えたのである。(中略)そしてようやく僕らの手に届いたのがこのアルバムだ。(略)すでに音を聴いている皆さんに解説する必要はないだろうが、素晴らしい出来である。確かに目を見はるような前衛性や、聞く者を圧倒するような仕掛けといったものはないが、どの曲も彼ならではの美しいメロディーと緻密なアレンジを持っている。コンサートで紹介された新曲は一曲しか収められていない。(渋谷陽一 スティービー・ワンダー「ジャングル・フィーバー」解説)

ビョークがLIVE8でメタメタだったのは一週間しか準備期間がなかったせいだと思うんですが、それを除いてもいやに符合するところが多い。「常に新しい方法に挑み、それを見事に商業音楽として完成させるアレンジャーとしての才能」、冒険作を発表してからの迷走、新作に「目を見はるような前衛性や、聞く者を圧倒するような仕掛けといったものはない」ところ、などなど。
あ、別にビョークがスティービーに匹敵する、という意味でこの文章を引っぱってきたわけではありません。家にあったので(しかも私のじゃない)。
スポンサーサイト
【2007/05/13 13:02】 | ビョーク | コメント(0) |
<<ヴォルタの聴き方 | ホーム | 買ったあとのヴォルタ考>>
コメント
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する

elastic love


ビョークの事とかアイスランド関連とか書いていきます。

プロフィール

北

Author:北
まったり中
北のビョークファンサイトはこちら
最近気付いたのですが、このブログのタイトル、某ハンター漫画の語尾にハートが付く人の技っぽい。微妙にショック。

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

タグリスト

和訳 ビョーク 歌詞 

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。